藤原竜也 「すごい世界」歌舞伎の奥深さ発見 主演舞台で挑戦「知らないことばかり。この年になって、手も足も出ない」
俳優の藤原竜也(41)が8日、都内で、主演舞台「中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~」(来年2月6~25日、東京・東京建物ブリリアホール)の製作発表に、共演の市原隼人(36)、浅香航大(31)らと出席した。
9月まで舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」に出演し、今作で江戸時代に実在した伝説の歌舞伎役者・中村仲蔵を演じる藤原は「ハリー・ポッターとは全く違う世界で、世界もかすりもしない」とギャップに笑った。
すでに稽古を始めており「所作一つ一つに歴史や意味のあるすごい世界」と歌舞伎の奥深さを発見。「知らないことばかりで、10代の頃の演劇少年に戻った気持ち。この年になって、手も足も出ない。高い壁に向かうのは次のステップに行くための良い経験」と刺激に感謝した。
市原は、初代市川八百蔵と酒井新左衛門の二役を演じるとあって「現時点でこの作品を楽しめる余裕は一切ございません」とキッパリ。その上で「真剣勝負で歌舞伎界に弟子入りをして、毎日稽古と三味線をしている。出し尽くせるように作品により没頭してきます」と気合を入れた。
