アニメ「進撃の巨人」のＸ（旧ツイッター）公式アカウントが５日未明、同作の原作者・諫山創が手がけた“最後”のイラストを公開した。この日、ＮＨＫ総合で２０１３年から足かけ１０年続いてきたアニメの最終回となる「進撃の巨人　Ｔｈｅ　Ｆｉｎａｌ　Ｓｅａｓｏｎ完結編（後編）」が放送された。

　イラストは雄たけびをあげるエレン、超硬質ブレードを構えるミカサ、「心臓を捧げよ」のポーズをするアルミンを描いたもの。「『進撃の巨人』を、お楽しみいただきました皆様　当コンテンツは、これにて終了となります　長年のご愛顧、誠にありがとうございました。」とコメントが載せられている。さらに、小さな文字で大分県日田市の「進撃のミュージアム」のＰＲ、ミカサの顔を含めた諫山氏のサインも添えられていた。

　公式からは「原作・諫山創　シリーズ完結記念イラスト　『進撃の巨人』シリーズ放送終了しました！！１０年間ありがとうございました」と感謝のコメント。「＃ｓｈｉｎｇｅｋｉ＃最後の進撃」とハッシュタグも記された。

　「進撃の巨人」のコミックでの連載は２１年４月に終了し、単行本の最終巻もすでに発売済み。アニメが終了したことで、諫山氏による「進撃の巨人」の直筆キャラクターはこれが最後になる可能性もある。

　「－完結編（後編）」では、エンディングの“その後”など原作にはない場面も付け加えられていた。フォロワーからは「初めてアニメを見た時の感動は忘れられないです　諫山先生やアニメスタッフの方々、いろんな方々のおかげで楽しませて頂きました！！本当にありがとうございました」「１０年間あっという間でした…凄かった…」「物語はもちろん、最後のＥＤ映像にもたくさん想いが詰め込まれていたなぁと思いました」「私の人生を豊かにしてくれた作品でした。お疲れ様でした。ありがとうございました！！！！」と胸熱な感謝の思いが届けられていた。