元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が３０日、ＴＢＳ系「ゴゴスマ～ＧＯＧＯ！Ｓｍｉｌｅ！～」で、減税を表明している岸田文雄内閣の支持率が下がっていることに、「日本国民は賢明」と話した。

　この日は岸田内閣の支持率が発足後、最低になったというニュースを取り上げた。これに橋下氏は「本当に日本国民の皆さんは賢明だなと思います。減税というだけで支持率上がらない。見事です」と、冷静な国民の反応を絶賛。

　もちろん「減税が嫌だとか、期待していないというわけではない」とし「ちゃんと意味のある減税、効果のある減税、これで国家が間違わないという減税の説明がないままに、どう考えてもいきなり。支持率を上げるためにポーンと出てきたと、みんな考えているんじゃないか」とも語った。

　国民が苦しんでいるのは急な物価高だと指摘し、ならば「物価高に困っている人をサポートするのが物価対策。全員に一律に、所得が高い人まで一律４万円。うちは計算すると（子どもが７人いるので）２８万円。きたら嬉しいのはあるかも分からないが、こんなことやったら国が間違えてしまう」とも訴え。

　「あと国でやらないといけないのは現役世代の負担軽減」とも語り、例として教育費の大学までの無償化を挙げていた。