日本将棋連盟・羽生善治会長 「金字塔。さらなる高みを」 藤井聡太八冠に祝福とエール

 将棋の第71期王座戦五番勝負第4局は11日、京都市・ウェスティン都ホテル京都で行われ、藤井聡太七冠(21=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖)が永瀬拓矢王座(31)に勝利し、史上初のタイトル全八冠独占を成し遂げた。日本将棋連盟会長で、1995年度に史上初の七冠独占を達成した羽生善治九段(53)は、「八冠達成、誠におめでとうございます。継続した努力、卓越したセンス、モチーベーション、体力、時の運、すべてが合致した前人未到の金字塔だと思います。今後も将棋の更なる高みを目指して前進を続けられる事を期待します」と快挙を祝福した。

 羽生九段は85年12月に四段昇段。初タイトルは89年12月、第2期竜王戦で獲得。90年に失冠したが、91年3月に棋王位を獲得すると、18年12月まで27年9カ月にわたってタイトルを保持し続けた。

 94年度には六冠を達成し、95年1月からの第44期王将戦七番勝負で谷川浩司王将(当時)に挑戦。3-4で敗れたが、翌年度に全タイトルを防衛し、第45期王将戦に再挑戦。4-0で奪取し史上2人目の全冠、前人未到の七冠制覇を成し遂げた。

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