関ジャニ∞ 大阪観光シンボルキャラクター続投へ 横山大阪市長「直ちに変更、取り消しはない」

 大阪市プレミアム付商品券をPRする(左から)横山英幸大阪市長、海原やすよ、海原ともこ
 大阪市プレミアム付商品券をPRする横山英幸大阪市長
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 故ジャニー喜多川氏の性加害に関連して、ジャニーズ事務所が2日に行った会見を受け、大阪市の横山英幸市長は3日、「大阪観光シンボルキャラクター」として活動している関ジャニ∞の起用を継続する方針を示した。

 大阪市役所内で取材に応じた横山市長は「一番は被害者救済。絶対にあってはならないことですから。法人としてしっかり対応していくということですので、今後もしっかりチェックしていきたい」と、今後も事務所側の対応を注視するとした。

 大阪市、大阪府、在阪経済団体が連係して組織する大阪観光局では、2017年から「大阪観光シンボルキャラクター」として関ジャニ∞を起用。大阪市内を走る水陸両用の観光バスにはメンバーがラッピングされるなど、大阪観光を盛り上げる一助となっている。横山市長は「変わらずですね。法人の状況を見守りながら。直ちに変更したり取り消したり、ということは検討していない」と、同グループの継続起用の方針を口に。一方で「現在、新規の契約を検討しているということはない」と、今後のジャニーズ事務所所属タレントの起用について慎重な姿勢を見せた。

 大阪観光局の担当者は「(関ジャニ∞の起用を)やめる、という考えはない」とした上で、「事務所名が変更されるのならば、契約の形態を含めて調整は必要になる」と、社名が変更される17日までに事務所側とコンタクトを取る考えを明かした。

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