黒田勇樹 天才子役の悲哀告白「20歳前後で飽きられちゃう 椅子取りゲームの椅子譲らなきゃ」16歳で映画賞総なめも仕事激減

 ドラマ「人間・失格~たとえば僕が死んだら」などで人気を集めた俳優の黒田勇樹(41)が、YouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい」に登場。天才子役から大人の俳優になる苦悩を明かした。

 黒田は0歳に赤ちゃんモデルでデビュー。。6歳だった1988年にNHK大河ドラマ「武田信玄」に出演。1990年、帝国劇場「オリバー!」に8歳で主演。1994年に「人間・失格」でいじめの主犯となる生徒役で話題をさらった。中学3年生の役を演じた黒田は当時、小学6年生だったという。

 その後、1998年には映画「学校3」で日本アカデミー賞新人俳優賞など各映画賞を16歳で受賞。しかし、黒田は「賞を取ると仕事が減った」という。「ギャラが高くなる。あと、ほかの事務所が嫌がる」と原因を語ったが「単純に男の子の俳優って、18歳過ぎるくらいで学園ものの需要がなくなる」とも語った。

 続けて、「新社会人みたいな役しか来なくなっちゃうじゃん。会社が舞台のドラマとかって、新社会人なんて1人2人しか出てこないから、この間まで戦隊もので主役をやっていた売れ筋の男の子が一人入ったら、そこで枠が埋まる」と説明した。

 さらに「子役から上がってきた人は20歳前後は仕事がしづらくなる。飽きられちゃうから。今から出てくる人の方が新鮮じゃん。見る人たちも。だからおじさんの役ができるようになるまで、すげえ時間がかかった」と話した。

 18、19歳でベテラン俳優になってしまう。「そうなると、椅子取りゲームの椅子を譲らなきゃいけない。お客さんも飽きるから」と新鮮味が失せることを明かした。

 黒田は28歳で一度俳優業を引退。その後、派遣会社や運送業に従事し、復帰している。

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