なにわ男子・藤原丈一郎「こんな常勝軍団になるとは」オリックス3連覇に歓喜 MVPは舜平大投手と頓宮選手
プロ野球・オリックスが19日、3年連続のリーグ優勝を決めた。熱烈なオリックスファンである、なにわ男子の藤原丈一郎(27)は「こんなに常勝軍団になるとは思ってなかった」と3連覇に歓喜。日本シリーズが阪神との“関西ダービー”になった場合は、オリ党の「球場の雰囲気作り」がカギになると語った。各界からリーグ制覇を祝う声が相次いだ。
大好きなチームの快挙に愛があふれ出た。「去年とはまた違った喜びがあります」。藤原は声を弾ませた。
「安心して見るには、やっぱりマジックって大事やなと思いました」としみじみ。過去2年は出なかった優勝マジックが点灯したことで、手書きのMボードを作成してカウントダウンを楽しんだ。
自身のファンがコンサート会場でオリックスにちなんだうちわを持っていることも増えた。「『ピースして』『投げキッスして』じゃなくて、『今マジックなんぼやと思う?』とか『昨日のヒーローは誰でしょう?』とか。こっちは歌ってるから(答えを)言えないんですよ」
オリックスが優勝した96年生まれで、一昨年には25年ぶりVと自身のデビューイヤーが重なるなど球団の節目と縁が深い。今年も7月発売のアルバム「POPMALL」は「マジック」と題した曲が収録される偶然も。
今季の投手MVPには山下舜平大選手を選んだ。「プロ初先発の開幕戦をして、1年間のローテンションをしっかりと守り抜いた舜平大投手がいたからこそ」と絶賛。野手のMVPには頓宮裕真選手を「打撃はもちろん、ファーストの守備面でもかなり活躍」と挙げつつ「オリックスがすごいのは、キャッチャー登録している頓宮選手、森(友哉)選手、若月(健矢)選手の3人がスターティングオーダーに連なってること」と熱弁した。
ここからは日本一に向けた戦いが始まる。相手に阪神を想定し「甲子園の空気は他の球場と違う」と警戒。「選手の皆さんが少しでもボルテージを上げられるように、いつも以上に声援を大きくして声を届けられるように」と気合を入れた。