堺雅人主演のＴＢＳドラマ「ＶＩＶＡＮＴ」が１７日に最終回を迎える。最終回は７９分拡大が予告されているが、数多くの謎が残り、７９分での完結は難しいのでは？との指摘や、謎を残しての続編含みの完結予想も。またも視聴者を驚かす見事な回収や、壮大なミスリード演出も存在するとみられる。

　【ドラマ公式が最終回ポイントで提示】

　◆第２話のバルカ大使館から脱出前に野崎が少しの時間消えた→西岡大使の部屋に盗聴器か。

　◆乃木と薫のＬＩＮＥから。乃木は薫のいない間に病室にジャミーンを訪ねている→２人で何を話した？

　◆日本にいるテントのモニターが、乃木に銃撃されたはずの別班４人が生存していることを密告→該当者の条件はかなり絞られる。

　【ジャミーン関連】

　◆「奇跡の少女」の意味は→最初に言ったのは別班・櫻井司令か。

　◆第１話ラスト、ベキが父アディエルを亡くしたジャミーンについて「また１人にさせてしまったな」。「また」とは？

　◆なぜ野崎にだけ心を開かない？

　【テント関連】

　◆バルカ内乱に巻き込まれた乃木卓一家を見捨てた「指揮官」とは？

　◆バルカ政府にフローライト採掘の秘密をリークしたのは？→最終回の主題の１つか。

　◆なぜ黒須を手当した？→表のエンジニア職が採掘に役立つとの指摘も。

　◆最後に乃木の母・明美が残した「復讐して」。誰に対して行われるのか？

　【別班関連】

　◆乃木の裏切り偽装によるテント潜入。司令櫻井、他メンバーは承知していたのか→道連れとなった黒須は知らなかった模様。

　◆乃木が撮影した目玉焼きの意味深動画の意味は？

　【人物関連】

　◆医師・柚木薫→テントがジャミーンの行方を知らなかったことから薫＝テント説は消滅した格好だが…。

　◆丸菱商事・長野専務→女子社員と不倫で終わるのか？小日向文世が演じているため疑われ続ける。ミスリードのための超大型の撒き餌との見方も。

　◆公安・新庄→当初は乃木との不審挙動から別班スパイとの見方も。尾行で２回も失敗した後は、やや影が薄く。

　【最終回あらすじ】

　「私は、別班の任務としてここに来ました」。乃木（堺雅人）が別班を裏切っていなかったことが判明。そして、撃たれた別班員たちは急所を外されていて、日本で生きていた。事実を知って激昂するノコル（二宮和也）と、乃木の言葉に刀を抜くベキ（役所広司）。過酷な運命を乗り越えた親子。４０年の時を超えた宿命の物語の結末は－。