山崎貴監督「集大成」 映画「ゴジラ-1.0」完成報告会見で自信見せる
俳優の神木隆之介(30)が4日、都内で行われた主演映画「ゴジラ-1.0」(ゴジラマイナスワン=11月3日公開)完成報告会見に、浜辺美波(23)、山崎貴監督(59)、製作の市川南氏(57)と登壇した。ゴジラ生誕70周年記念作品で、日本製作の実写ゴジラ30作目となる節目。現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」で夫婦役を演じている神木&浜辺コンビが、大作をけん引する。
今作は「無(ゼロ)」となった戦後の日本にゴジラが到来する「負(マイナス)」な状況から、どう立ち向かうのかが描かれる。製作期間は3年で、ゴジラシリーズ第1作の公開日で「ゴジラの日」とされる11月3日に公開となる。詳細なあらすじは明かされなかったが、市川氏は「戦後すぐなので、自衛隊もなく武器弾薬もない時代で、ゴジラを作るのが斬新な部分」だと説明した。
ゴジラ作品製作が長年の夢でもあった山崎監督は「改めてできあがったのを見て集大成感がある。20数年、監督をやらせていただいて、吸収してきた知見や技を惜しみなく積み込んだ作品になっている」と自信を見せた。
