ジャニーズ事務所は３１日、ジャニー喜多川前社長（２０１９年死去）による性加害問題に関し、「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査報告を受けた記者会見を７日に開くことを明らかにした。同事務所が性加害問題を巡り記者会見を開くのは初めて。

　特別チームは８月２９日に会見を開き、問題が長期拡大した背景のひとつとして同事務所の「同族経営の弊害」を挙げ、藤島ジュリー景子社長（５７）の辞任などを提言。７日の会見では、それらを受けた今後の対応について説明を行うが、再出発に向けての新人事が焦点となる。ジュリー社長の辞任は決定的で、新たな体制に整えて会見に臨む可能性も浮上している。

　その他、被害者救済に向けた具体策や、１００％の株式を所有するジュリー氏の代表権を残すかについてなどもポイントとなる。