長嶋一茂、右肘故障の大谷翔平「一日でも早く手術した方がいい」 打者での今季プレー続行に否定的「それなりに悪くなる」

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が25日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。右肘の内側側副靱帯を損傷したエンゼルスの大谷翔平投手について言及した。

 番組では、大谷が日本時間24日に行われたレッズとのダブルヘッダー第1試合で二回に異変を訴えて緊急降板し、右肘の内側側副靭帯損傷が判明したことについて特集。今季残り試合に登板しないと発表されたことやダブルヘッダーの第2試合にDHで出場したこと、さらには26日からのニューヨーク遠征に打者として帯同することも伝えた。

 一茂は、大谷が今季残り試合をDHとしてプレーすることについて、「手術をしなきゃいけないという前提で話をすると」と前置きした上で、「一日でも早くした方がいいと思います」と一刻も早く手術すべきと主張した。

 一般的に、投手に比べて野手への内側側副靱帯への負担は少ないとされるが、「今、悪い状況で投げないからといって、打っていればそれなりに悪くなるわけですよ」とし、「内側(側副靱帯)を投げるときに使って、外側(側副靱帯)を打つときは使うというのはもちろんあって。比率の問題なんだけども、(打つ時に)内側を全く使わないということはないわけで」と打撃でも少なからず影響を及ぼすと指摘した。

 さらに「今、確実に痛みがあるっていうことは、肘を含めて体内、炎症だらけなわけですから。本当にピッチャーとして見られなくなるのは残念だし、バッターとして見られなくなるのは残念です。彼のことを考えれば、今シーズン見られなくなる寂しさよりも、もうちょっと将来的にもっと見られる確率が、今手術をした方がいいんだったら。たくさん見られるんだったら、今すぐ手術をした方がいい」と、将来を見据えた判断が必要になると説いた。

 エンゼルスのミナシアンGMは、大谷がトミー・ジョン手術に踏み切るかどうかについて「セカンドオピニオンを求める」としている。一茂は「手術しなきゃいけない度合いなのかどうかというのは分からない」とし、再生療法などの選択肢が有効ならば、「手術しない方がベスト」とも話した。

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