慶応野球部出身のTBS井上貴博アナが母校V祝福【コメント全文】「アナウンサー失格です。公平性を欠いています」

 慶応高校の野球部出身でTBSの井上貴博アナウンサーが、全国高校野球選手権を107年ぶりに優勝した母校を祝福した。自身は2年秋から内野のレギュラーをつかみ、3年夏の神奈川大会は準々決勝まで進出した。井上アナのコメントは以下の通り。

  ◇  ◇

 アナウンサー失格です。公私混同で、公平性を欠いています。今の感情を表す言葉が見つかりません。最強の仙台育英高校と最高の舞台で戦えたこと、これ以上ない時間でした。

 仙台育英は洗練された素晴らしいチーム。エールの交換から選手一人一人の相手をリスペクトする姿勢が随所にあり、現役として学生コーチとしてお世話になった恩師である前監督の上田さんと共にこの瞬間を見届けることが出来たこと、一生忘れません。

 全部員。監督。そして、部長、副部長や学生コーチなどの関係者、全ての力で掴んだ頂点です。そして、高校野球や学生スポーツの素晴らしさを発信してくれたこと、とても誇らしいです。

 奇しくもインタビューで主将の大村くんが話していましたが、バカにされることも多く、辛い事ばかりだったと思います。

 ですが、結果で全てをひっくり返してくれた。107年の重み。弾ける笑顔が全国に届いたはずです。みんな、ありがとう。ありがとうございました。

 本来、取材を受けるべき方は他に多くいらっしゃいますし、諸先輩方が繋いできて下さった想いが結実した結果。私がお話していることは心苦しいですし、アナウンサーにあるまじき公私混同であることお詫びします。申し訳ありませんでした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス