大崎吉本前会長「機運醸成せな」 万博「事業化支援-」発足発表
吉本興業ホールディングス(HD)前会長で、2025年「大阪・関西万博催事検討会議」の共同座長を務める大崎洋氏(70)が17日、大阪市のリーガロイヤルホテル大阪で会見し、万博期間中に企業や団体が企画するイベントや取り組みを支援する「事業化支援プロジェクトチーム」の発足を発表した。
海外パビリオン建設の遅れが報じられるなど、25年4月の開幕を危ぶむ声が噴出する現状に、「機運醸成せな。そら機運下がっとるもん」と率直に指摘。一般催事の予算が設けられていないことが判明し、プロジェクトの予算も現時点ではついていないという。大﨑氏は「僕、退職金ちょっとあるんで、きょうの会場費払ってて、一応立て替えてるつもり」と説明。「イチかバチか。退職金はまだ残ってます、大丈夫です」と笑いを誘った。
