ガールズグループ・「Ｇｉｒｌｓ２」（ガールズガールズ）の山口綺羅（１９）、ＨＫＴ４８の運上弘菜（２５）、ＳＴＵ４８の中村舞（２４）と石田千穂（２１）らが出演する舞台＆パフォーマンスショー「ＩＤＯＬＳ～夢のシークエンス～」が２５日、２６日に東京・品川インターシティーホールで上演される。山口、運上、中村がこのほど、グループの垣根を越えたコラボへの意気込みを語った。

　「ＩＤＯＬＳ」は実際に活動しているガールズグループのメンバーが、架空アイドルを実名で演じる大型プロジェクトだ。

　山口が４８グループの運上、中村を「かわいい表情をスッと作れる。ポーズもプロです」と王道アイドルの所作にリスペクトを寄せれば、運上と中村は「ダンスもバキバキ。完成されている。ポージングもカッコいい」と、ガールズグループで培った山口のスキルに感服。互いに刺激と影響を与え合っている。

　舞台はソロアイドル全盛期の１９８０年代、４人組アイドルグループ「ＩＤＯＬＳ」の失踪から幕を開ける。演劇パートの第１部、パフォーマンスの第２部で構成し、松田聖子の「青い珊瑚礁」、Ｗｉｎｋの「淋しい熱帯魚」など往年の名曲をソロやユニット、「ＩＤＯＬＳ」として歌唱。在籍しているグループの垣根や時代背景を乗り越えて芝居、歌、ダンスと幅広いパフォーマンスを披露する。

　中村は「求められるものは多いですが、その分ファンの皆さんが愛をくださるのでがんばれます」ときっぱり。運上は「松田聖子さんはすごく歌がお上手なので近づけないですけど、目線の使い方や表情で雰囲気を出される感じはとても勉強になります」と、プロジェクトを機にレジェンドアイドルの映像を教材にしている。

　山口は「舞台という形で生の演技をそのままお客さんにお見せするのは初めてなので緊張しています。入念に練習を積み重ねていけたら」と、各自がテーマを持って臨む。

　３人は「３グループが集まって、同じステージに立つことがそもそもないですし、自分たちも楽しみながら、見てくださった方には全グループのファンになってほしい」と声をそろえて呼びかけた。