“第二のBiSH” BiTE A SHOCKが初ライブ 気迫パフォで魅せる
1日に“第二のBiSH”としてメジャーデビューした、男女混成6人組ダンス&ボーカルグループ・BiTE A SHOCK(バイト・ア・ショック)が17日、東京国際フォーラムホールCで、初ライブを行った。1日放送の日本テレビ系オーディション番組「BiSH THE NEXT」でのメンバー決定&デビューからわずか16日という準備期間で仕上げ、気迫パフォーマンスで魅せた。 BiTE A SHOCKは、先月解散した楽器を持たないパンクバンド・BiSHの魂を継ぐグループとして誕生。1日のメンバー決定からわずか3時間後、日本テレビ系「THE MUSIC DAY 2023」で初パフォーマンスを披露するという異例のデビューを果たした。
開演前に取材に応じたSAORiは「(初ライブを控えて)すごく緊張します」とモジモジ。MAHiTOも「僕はライブに行くのがBiSHさんの東京ドーム公演を含めて人生で2回目なので、3回目をまさか自分でやると思わなくて、意味が分からないです」と夢見心地だった。
囲み取材も初と緊張が止まらない6人だったが、BiSHに引けを取らない“大物ぶり”を披露。昨年のNHK紅白歌合戦発表会見で「ち○ぽ!」という気合入れを披露したBiSHを引き合いに、コマネチをしながらグループ名と叫ぶかけ声を報道陣に見せつけ、ステージへ向かった。
本番では、デビュー曲「Patients!!」や「サヨナラサラバ」などBiSHの楽曲カバーで全8曲を披露。MCを務めた元BiSHのセントチヒロ・チッチは「元々の楽曲とは生まれ変わったようにアレンジされていた。初めて聞いた曲みたい」と後輩を優しく見守っていた。
第二のBiSHという看板の下、走り出した6人。RiNAが「元々清掃員(BiSHのファン)を5年したので重圧です」と語るが、グループの夢は「6大ドームツアー」と大きく掲げる。先輩を超える栄光を掴みに、BiTER(バイター=ファンの総称)と歩んでいく。
