歌手引退の橋幸夫 デビュー日7・5から初の書画個展「職業を変えたスタート」

 今年5月に歌手を引退した橋幸夫(80)が23日、都内で「第一回 橋幸夫『書画個展』」(7月5、6日、東京・有楽町マルイ)の開催発表を行った。5月1日にラストコンサートを行い、80歳の誕生日の5月3日に歌手活動を終えた橋は、書画の世界へ転身し初の個展。「宙(そら)」をテーマに、書を10点、絵を20点ほど展示予定だという。

 幼少期から芸術に興味関心があったという橋は、2022年に京都芸術大の書画コースに通信課程で入学し、「芸能界を辞めたらどうしようと思っていたが、書画の道があると思いました」と転身を決意。昨年夏頃から個展を計画し、現在は自宅で作品制作に励む日々だという。「今回の個展に向けて(制作の)時間が本当にない。書く事って意外と大変だなと改めて思っています。かなり疲れます」と苦労も明かした。

 引退で日常生活にも変化があったという。「休みの日は喉を気にして、体調を気になっていたけど、歌の道を離れて、その心配がなくなって気が楽にしました」。夫人と過ごす時間も増え、作品の額縁を選んでくれるなど、サポートも。「書の仕事は仕事でやっているという自覚を持つために、書けるだけ書いていくつもり」と明かした。

 個展が始まる7月5日は、1960年に「潮来笠」でデビューした日だ。「やっぱり印象深い。7月5日という日はまた一生忘れない日、これからは職業を変えたスタートの日なので、楽しみにしております」と明かした。

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