「サンモニ」関口宏、卓球の世界選手権「もうちょっとメダル取れない?」 平野早矢香氏「今は金にいかないと評価されない」
俳優の関口宏がTBS系「サンデーモーニング」に出演。卓球の世界選手権での日本人選手が獲得したメダル数について言及した。
スポーツコーナーで、現在、南アフリカで行われている卓球の世界選手権について取り上げた。早田ひなが女子シングルスの準々決勝で世界ランク3位の中国選手を激闘の末に破り、銅メダルを獲得。ゲストコメンテーターの元卓球女子銀メダリスト・平野早矢香氏が「『あっぱれ』をお願いします。3つぐらい上げていいですか?」と話すなど大絶賛した。
平野氏は、以前の日本選手ではできなかった、緩急を使った駆け引きをしながら中国の選手に勝った早田の戦略を高く評価。「どちらかというと今まで日本人選手が(中国の選手)にやられていたので。逆にやりかえしたところがあったので、見ていて新しい勝ち方をしたなって」と解説した。関口が「ということは進歩しているということ?」と尋ねると、「早田選手は今までと違うスタイルで勝ったというところが評価できる」と断言した。
その早田をはじめ、今大会では早田が張本智和と組んだ混合ダブルスで銀メダル、木原美悠、長崎美柚の女子ダブルスで銅メダルを獲得した。
これについて関口が「まあちょっと私、欲張りなせいか、もうちょっとメダル取れないかなあ?これでいいところなんですか今?」と口を挟むと、平野氏は「私の現役の時代は日本がメダルを取って、日本は勝ったっていうふうに評価されましたけど、今は金メダルっていうところにいかないと評価はなかなかされないので、選手にとってはつらいところはあると思うんですけど」と、以前に比べて格段に“ハードル”が上がっている選手たちをおもんぱかっていた。