Snow Man 滝沢元副社長にリスペクト&感謝 目黒蓮「成長してきた僕たちを見に来てほしい」滝沢歌舞伎ファイナル

 オープニングで熱唱するSnow Man。(前列左から)渡辺翔太、阿部亮平、岩本照、ラウール、深澤辰哉、(後列同)佐久間大介、向井康二、宮舘涼太、目黒蓮(撮影・園田高夫) 
 激しいダンスを披露するラウール(下) 
 五右衛門を演じる岩本照(中央)
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 人気グループ・Snow Manが7日、東京・新橋演舞場で行われた主演舞台「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」(同劇場で8日開幕)の公開稽古および初日前会見に出席した。06年の「滝沢演舞城」から続いた人気シリーズのファイナル公演。集大成となる今公演に9人は、作品の生みの親でもあるジャニーズ事務所元副社長・滝沢秀明氏(41、昨年10月末で退社)へのリスペクトと感謝を込めた。

 「春の踊りは よぉーいやさー!」

 岩本照(29)のおなじみのかけ声で幕を開けると、150万枚の桜吹雪が舞う通称「ドカ桜」でド派手にオープニング。滝沢氏が主演していた頃の定番の楽曲「春の踊り」~「いにしえ」も取り入れた。そこには、当時、客席上空をフライングパフォーマンスしていた滝沢氏を表現するような光の仕掛けも施されていた。

 今作ではメンバー全員が座長と演出を兼任。名物の「腹筋太鼓」はもちろん、「お七」(08~2015年)、「蜘蛛」(2010~2012年)、「蛇」(2017年)など、過去の名演目をオムニバス形式でパフォーマンスした。また、9トンもの水が噴出する中、五条大橋の上でダンスを披露。滝沢氏へのリスペクトを込めた構成で臨み、深澤辰哉(30)は「僕たちができることはすべて詰め込んだ。歴史が全て詰まっています」と胸を張った。

 06年から通算約1000公演。延べ150万人がその世界観に魅了された。常連キャストとして参加したSnow Manは、2019年に滝沢氏から主演を継承。「偉大な背中を追いかけ15年。タスキを受けて5年」-。劇中での岩本照(29)のナレーションが物語ったったように、グループの歩みそのものだった。

 9人が中心となり、滝沢氏への感謝を込めたファイナル公演。目黒蓮(26)が「成長してきた僕たちを見に来てほしい」と話せば、ラウール(19)は「ツイッターで感想を伝えてほしいな」と願った。この舞台のテーマは「愛」。岩本は「ジャニーさんと滝沢君への感謝の気持ちを持って、お客さんに愛を届けたい」。千秋楽の30日まで計24公演。その全てに思いを注ぐ。

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