若狭勝氏 俳優・東出昌大を絶賛 弁護士の目で主演映画の意義語り「山ごもりの生活が全部集約されている」

 元衆院議員の弁護士・若狭勝氏が8日、フジテレビ系「めざまし8」に出演し、俳優・東出昌大を絶賛した。

 番組では、約1年前から山里での狩猟や畑仕事で時給自足の生活を送る東出に密着取材。東出はガス、水道なしで月の生活費は「2万円とか2万5000円」というワイルドな生活や、3年前の不倫、離婚からの日々を「飲食店に入っても、あの人こっち見てるけど記者なんじゃないかとか疑心暗鬼になったり、生きるって何だろうとか、人って何だろうとか、自分って何だろうとか、そういうことを考えた3年間ではあったように感じます」などと語った。

 若狭氏は「役者として山ごもりっていうのは正反対、180度違う。それによって、彼の俳優としての奥深い何かが湧き出る物がどんどん蓄積されている。そういう正反対のことをやるっていうのは人間にとってはクリエイティブな面も養われるし、すごいいいことだとは言われるんですけれど、実際に我々がこの山ごもりの生活できるかっていうとできないですよ」と感嘆。

 さらに、勢い込んで東出主演の映画に言及。「3月10日、あさって封切りされる『Winny』っていう映画なんですけど、これ非常に日本の犯罪史上、あるいは刑事裁判史上、注目すべきすごい事件だったんです。日本のその後の社会をどのように変えていくか、どのように進んでいくかを問うような、すごい著作権法というか共有ソフトに関する事件だったんですけど、最終的には無罪になった」と、弁護士の目で解説。

 「これを彼がまさに犯人になりきって演じるんですけど、それはまさしく山ごもりにおいて彼が生きるって何だとか、人間って何だっていうようなことを自分に問いかけながらやった(ことが)、この映画に全部集約されている。すごい傑作の映画だと僕は期待しています」と賛辞が止まらなかった。

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