ブラッシュアップ 茶→白→黒→水色 服の色に込めた狙いは?仲良し3人組色分け案もあった

 日本テレビ系ドラマ「ブラッシュアップライフ」は19日、第7話が放送され、麻美(安藤サクラ)がエリート研究医という4周目の人生を始める。このドラマでは、スタート当時から登場人物の服の色が何か意味があるのでは?という考察がネットで広がっているが、同局の小田玲奈プロデューサーは、服の色に込めた思い、狙いを明かしてくれた。

 同ドラマは、交通事故にあった麻美が死後案内所で、次はアリクイに生まれ変わるといわれ、もう一度自分の人生をやり直すことを願い出る。そこから何度も自分の人生をやり直すことになるが、1周目は茶色、2周目は白、3周目は黒の服がメーンとなっており、これが何か意味を持つのではないか?との考察が広がっている。ちなみに19日の4周目人生では、研究医となった麻美は水色の服を着るようになっている。

 小田プロデューサーは、1周目の茶色について、最初は麻美、美穂、夏希の仲良し3人組を「初めは赤、黄色、青ってキャラを作る話もあった」と、3人にイメージカラーを持たせる案もあったと明かした。

 ただ「このドラマって意外と没個性みたいなことをテーマに考えていて。仲良しな人って気づけば同じような服を着るよねって、3人が茶色い服を着ていて、なんなら地元の人みんなが茶色い服を着ていて」と、東京ではない、ちょっと郊外の地域に住む仲良したちを表現するための茶色だったと説明。

 テレビ局勤務の3周目では黒だったことも「テレビ局の人は黒い服が多いから、裏方も含めて」と色でその職業を表現。結果、黒い服で地元に帰ると「ちょっと浮くみたいな。心の距離と言うよりは生活の感じが変わったことを見せるっていうか。そのために地元は茶色っぽくしようとか。東京は黒っぽくしようとか」と語った。

 4周目の水色も、研究職というイメージからきたもの。小田プロデューサーは「バカリズムさんの世界観を、表現を、どうやるかっていうのを一番始めにスタイリストさんと衣装部さんとかと話した時に、そういうトーンにしようと。まるでみんなが同じような感じの、個性的な感じの人がいないようにしようという」と狙いを説明した。

 第7話では、ついに宇野真里(水川あさみ)が麻美へ、人生何周目なのかを尋ね、急展開を予感させている。小田プロデューサーは「(視聴者が)3人組を友達と思ってくれれば思ってくれるほど、最後胸アツ展開になってくる」と予告。「ぜひぜひ期待してください」と呼びかけている。

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