三谷幸喜氏「サザエさん」の脚本家だった タラちゃんに筋肉増強剤→プロデューサー激怒でクビ「僕がいけなかった」

 脚本家の三谷幸喜氏が11日、TBS「情報7daysニュースキャスター」に出演。フジテレビ「サザエさん」の脚本を執筆したことがあると明かした。

 タラちゃん役の貴家堂子さんが87歳で死去したことを受け、三谷氏はオープニングトークで「僕、サザエさんの脚本を4本だけ書いたことあるんですよ。20代のころに」と告白。「タラちゃんのセリフも書きましたね。『タラちゃん成長期』というのを書きまして。若気の至りで、物語を自分に寄せてしまって。タラちゃんが筋肉増強剤を打って、ムキムキになってオリンピックに出るという話を書いたんですよ。そしたらプロデューサーに呼ばれて、『君はサザエさんの心が分かってない』と言われて、台本を目の前で捨てられて、クビになりました」と話した。

 安住紳一郎アナウンサーから「今ならプロデューサーの言葉の意味が分かりますね」と問いかけられ、「凄く分かります。ぼくがいけなかったんです」と反省した。

 それでもオンエアになったものが3本あるという。

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