9歳9カ月、藤田怜央初段 囲碁最年少勝利 仲邑菫三段10歳4カ月を更新 75歳撃破「良かった」

 公式戦初勝利を挙げた藤田怜央初段(写真提供・関西棋院)
 75歳の牛窪義高九段(左)に勝利した藤田初段(写真提供・関西棋院)
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 囲碁の最年少プロ棋士・藤田怜央初段(9)が31日、大阪市の関西棋院で打たれた第49期名人戦予選Cで牛窪義高九段(75)に202手で白番中押し勝ちし、公式戦初勝利を挙げた。9歳9カ月での公式戦勝利は、仲邑菫三段の10歳4カ月を更新する最年少記録。

 昨年9月に史上最年少でプロ入りした藤田初段は、公式戦4戦目での初白星に「勝てて良かった。真ん中の黒3子を取れて良くなったと思った」と喜んだ。相手の牛窪九段は1963年にプロ入りし、関西棋院棋士会の会長も務める大ベテラン。「長期戦に持ち込まれ、最終的に自分のミスを突かれた。私の子ども時代と比べると信じられない強さ、大したものです」と藤田初段をたたえた。

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