水道橋博士辞職へ 山本太郎代表は「博士を守るため」 報道、SNSは「常時チェック」

 水道橋博士参院議員の議員辞職を公表したれいわ新選組・山本太郎代表
 れいわ新選組の会見に出席した(左から)大石晃子共同代表、依田花蓮氏、辻恵氏、大島九州男氏、長谷川羽衣子氏、蓮池透氏、山本太郎代表
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 れいわ新選組の水道橋博士参院議員が16日、議員辞職届を提出した。この日、れいわ新選組が会見で発表した。博士氏は昨年7月に当選するも、11月にうつ病を公表し休職していた。山本太郎代表は、博士氏辞職の報道、SNSについては「博士を守るためにも常時チェック、行きすぎたものは毅然とした態度を取る」と話した。

 山本代表は、休職中の博士氏から、これまでも何度も辞職をしたいという訴えがあったとしたが、心身が不調の中での決断には問題があると思い、党としての決断はしてこなかったという。

 ただ博士自身、当選したにも関わらず、活動ができない状態に焦りや申し訳さなが「強まっていった」といい、改めて医師の判断を仰ぎ、「本人が判断できる状態」であることから、博士氏の望む形である辞職を受け入れたと説明した。

 山本代表は、今回の辞職に関しては「心ない報道、SNSでの誹謗中傷が発生してしまうことも想定」しているとし「精神的不調の人間に対し、心ない報道、誹謗中傷は命を奪う可能性もある」とコメント。「博士を守るためにも報道やSNS、目に余る状況はないか、常時チェックをし、行きすぎたものは専門家に依頼し、情報開示など、行きすぎた報道にも毅然とした態度を取っていく」とも語っていた。

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