俳優・木村拓哉（５０）が１２日、都内で行われた主演映画「レジェンド＆バタフライ」（２７日公開）のジャパンプレミアに、女優・綾瀬はるか（３７）らと登壇した。織田信長（木村）と正室・濃姫（綾瀬）の知られざる夫婦愛を描く壮大な歴史物語。共演の中谷美紀（４７）が撮影中に放っていた木村のただならぬオーラを明かした。

　レッドカーペットで木村は綾瀬と見つめ合い、腕を絡ませエスコート。「思い入れの深い作品になりました。時代劇ではありますが、今の皆さんに共通する深い普遍的なものが、必ず作品の中に描かれている」とあいさつ。綾瀬との化学反応に「自分たちの間で起きること、生まれた感情っていうものを、大友（啓史）監督が一粒残らずカメラに収めてくださった」と自信をにじませた。

　そんな“木村信長”のオーラを、中谷は「普段はユーモアあふれる楽しい方なのに、アドレナリンが放出していて、殺気立ってる。怖くて殿に誰も近寄れない。血なまぐさい、戦の香りが漂っていた」と証言。綾瀬も撮影中「殿が怖い…」と漏らしていたといい、中谷は「信長が降臨していた」と力を込めた。

　また、濃姫の侍従・福富平太郎貞家役を演じた伊藤英明（４７）は「ナンバー１の信長」と断言。木村は「ありがたい限りです」と照れまくっていた。