年末年始はドラマ一挙放送だらけだった TBSは「最愛」「天皇の料理番」「恋つづ」など4番組

 4日から仕事始めという企業が多く、正月休みも三が日まで。年末から正月モードだったテレビも3日で一段落となる。

 年末年始のテレビといえば、大型特番が代表的だが、近年新たな風物詩といえる存在なのが、「ドラマ一挙放送」だ。この年末年始も多くのドラマが大量に再放送された。

 特にその頻度が高いのがTBSだ。29日から2015年の日曜劇場「天皇の料理番」。1日からは「最愛」(2021年)が放送された。さらに「恋はつづくよどこまでも」(2020年)、今年映画が公開される日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」と4番組が放送された。

 フジテレビでは10月クールで大ヒットした「silent」が28日から一挙にオンエア。2日からは映画版のオンエアの予習の意味も含めてか「コンフィデンスマンJP」(2018年)が放送。日本テレビも「ハコヅメ」(2021年)、テレビ東京は大晦日特番を放送した「孤独のグルメ」を昨年に引き続き大量投下した。

 一挙放送に関してはネットでは「いつからこうなった?」「再放送ばっかり」という声もあるが、「やっぱり面白い」とありがたがる声も多い。制作費の削減、「働き方改革」でスタッフの労働時間の削減など、理由は複数あるが、来年の年末年始も一挙放送が一挙に放送されそうだ。

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