KinKi Kids 感謝の通算動員数1000万人突破 聖なる夜に金字塔

 人気デュオ・KinKi Kidsが25日、クリスマスコンサート「KinKi Kids Concert2022-2023 24451 ~The Story of Us~」東京ドーム公演最終日を迎えた。2人による東京ドーム公演はこの日で通算64公演となり、単独アーティストによる同会場公演の最多記録を更新。また、94年のファーストコンサートから数えた総動員数は1000万人を突破し、計1004万6900人に到達した。今コンサートは来年1月1~2日に大阪・京セラドームで2公演を行い、計4公演20万人を動員する。

 聖なる夜、聖地のステージに降臨した。「メリークリスマス!」。堂本剛(43)が手を振ると、堂本光一(43)も穏やかな笑顔で言葉を連ねた。「こんな大事な日を僕らのために時間をつくってくれてありがとう!」。

 デビュー曲「硝子の少年」「シンデレラ・クリスマス」など21曲を熱唱。剛は6年ぶりにファンの前でダンスを披露し、「KANZAI BOYA」では2人でジャニー喜多川前社長にふんして爆笑パフォーマンスを繰り広げた。

 自分たちの持つ同会場最多公演の記録を塗り替え、Jr.時代の94年の1stコンサートからの通算動員数は1000万人を突破。剛は感慨をかみしめた。「いつも皆さんとつながりながら過ごして楽しい景色を見てきて、そういう数字を目の当たりにすると幸せだなと思います」。普段は記録や数字にこだわらない光一も「改めてとんでもないこと。それだけ僕たちについてきてくれたということ。ファンの皆さんがすごい」と積み重ねた歴史に思いをはせ感謝した。

 2人が作詞作曲を手掛けた新曲「The Story of Us」(来年1月18日発売)もお披露目された。今の時代に生きる全ての人々への応援ソング。タイトルの意味「僕たちの物語」を問うと剛は答えた。「光一には光一の、僕には僕の物語があって、その延長線上に2人で集結する時間がある。ただ、それだけの中にはさまざまな濃縮なドラマがありました」。2人が歩んできた年月こそが、心に刺さる世界観を作り出している。

 歌詞の中にある「新しい1ページ」の文言。この先、2人が紡いでいく未来とは何だろうか。「自分たちが見ているのは『たった今』。今日もステージでその都度、選択してパフォーマンスをする。それが『生きているな』と感じますし、そういう喜びをこれからも感じられる時間の連続があればいいなと思います」と剛。光一も、口にした。「時間は無限じゃない。ドームに立った時に見える景色を一つ一つ大事にしていきたい、同じ時代を皆さんとともに生きている景色があると思う」。互いが織りなすストーリーは、人々を魅了してやまない。

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