藤井聡太竜王2敗目「カウンターを狙ったが」初防衛は持ち越し

 将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖との五冠=20)が広瀬章人八段(35)の挑戦を受ける竜王戦7番勝負第5局の2日目が26日、福岡県・宮地嶽神社で指し継がれ、カド番の広瀬八段が133手で勝利。藤井竜王は3勝2敗となり、初防衛は持ち越しとなった。

 前日に封じた広瀬八段の69手目から再開された2日目。藤井竜王がやや優勢な形だったが、盛り返して優位に立った広瀬八段がリードを広げて寄せ切った。

 広瀬八段は「結構、自信がない局面が途中から続いて、どちらが勝ってもおかしくなった」と振り返った。

 敗れた藤井竜王は「ちょっと苦しい展開になってしまって、何かカウンターを狙っていったが、急ぎすぎて受け止められてしまった」と敗因を挙げていた。

 第6局は12月2、3日に鹿児島県・指宿白水館で指される。初防衛にあと1勝の藤井竜王は「すぐにあるので、気を取り直して頑張りたい」と気持ちを切り替えていた。

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