ベリーグッドマン 100周年甲子園の顔に!記念事業アンバサダー就任
3人組ボーカルグループ・ベリーグッドマンが14日、阪神甲子園球場で、同所の100周年記念事業アンバサダー就任を発表した。2024年8月に迎える聖地の大きな節目に向け、念願だった同所でのワンマンライブなど複数のプロジェクトを展開。アスリートたちの背中を押すパワーソング(応援歌)で支持されてきたベリグが、大役抜てきに意気込みを語った。
甲子園のマウンド前でのド派手な発表となった。ユニホーム姿で聖地の土を踏んだリーダーのRover(34)は「奇跡が起きた。バカみたいに信じ続けてきた夢の舞台。100周年を彩る一員として頑張りたい」と感慨に浸った。
結成10周年を迎えた直後の23年11月18日、夢として掲げ続けてきた甲子園での単独公演を行う。それに先駆け来春から初の47都道府県ツアーを敢行し、全国に甲子園の節目を周知していく。100周年記念の応援ソング制作も決定と、盛りだくさんな大役だ。
赤楚勝司球場長代理は「野球選手やファンから高く支持され、夢や憧れをテーマにした楽曲で部活動の支えになっている。親和性が高く、是非ご一緒したいとお願いしました」と抜てき理由を説明した。
今季は阪神の大山悠輔選手や中野拓夢選手らプロ14人が登場曲に採用し、3年連続で使用アーティスト3位にランクイン。巨人にドラフト1位指名された高松商業の浅野翔吾選手がファンを公言するなど、プロアマ問わず多くのアスリートを楽曲で後押ししてきた。
デビュー後も商店街でゲリラライブを行うなど、たたき上げで努力や汗を歌詞に昇華。延岡学園高野球部出身で甲子園出場時にアルプス応援していたMOCA(34)は「17年越しにグラウンドに立てる。『夢は願っていれば絶対にかなう』と言ってきたことがかなうのがうれしい。まずはビールの売り子からやって、一番売ります!」と燃えている。
コロナ禍で高校野球が中止となっていた20年6月に右翼席で無観客ライブを行うなど、ゆかりの深い甲子園。最後はアカペラで中野選手の登場曲「ハイライト」を♪ずっと描いていた夢の場所へ「僕らならいける」まだ終わらないこのストーリー…と歌い上げ、夢の第一歩を踏み出した。
