ジブリパークがオープン 名作の世界観を表現 事前予約で混雑混乱なし

 「天空の庭」(代表撮影)
 「ネコバスルーム」(代表撮影)
 「にせの館長室」(代表撮影)
3枚

 愛知県長久手市の愛・地球博記念公園にジブリパークが1日、オープンした。「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」などスタジオジブリの名作の世界観を表現した展示を歩きながら楽しむことができる自然と調和したテーマパークとなった。雨天にもかかわらず約5千人が訪問。日時指定の事前予約制のため、大きな混雑や混乱は見られなかった。

 主要エリアの「ジブリの大倉庫」前では家族連れやジブリ作品に登場するキャラクターに扮した衣装の来場者が列をつくった。「魔女の宅急便」の主人公キキを意識し赤いカチューシャを着けて友人と訪れた埼玉県所沢市の大学生宮内夏月さん(19)は「子どもの頃から親しんだ世界が味わえるのは夢のよう」と興奮気味だった。

 今回オープンしたのはジブリの大倉庫のほか、「青春の丘」「どんどこ森」の3エリア。「もののけの里」「魔女の谷」の2エリアの整備も進めており、それぞれ23年秋、24年春に開業する予定。

 ジブリパークは、05年開催の愛知万博の跡地を活用しようと愛知県とスタジオジブリが17年に建設で合意。企画責任者の宮崎吾朗氏は、映画監督宮崎駿氏の長男。

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