SKE須田亜香里「愛おしくて誇らしくて幸せ」雨の名古屋でアイドル人生に幕

 SKE48の須田亜香里(31)が1日、名古屋・栄のSKE48劇場で卒業公演を行った。

 09年11月1日のオーディション合格からちょうど13年。涙や汗が詰まったステージで自身初のセンター曲「ソーユートコあるよね?」や卒業曲「私の歩き方」など20曲を披露。ファンやメンバーへの思いが募り、約3時間20分のロング公演でアイドル人生を締めくくった。

 この日の劇場周辺は雨模様で「13年前も雨だったんです」としみじみ。旅立ちの時を迎え「13年のアイドル人生が、愛おしくて誇らしくて幸せです」と感謝した。

 ラストスピーチではチームEのリーダーを佐藤佳穂(25)に託すことを発表。後輩を思う言葉はとめどなくあふれ「みんなには悔しいとか、うれしいとかの全部の感情を無駄なものにしてほしくない」とし「ステージに立っているポジションにかかわらず、見られている意識を持って立つこと」などと熱のこもった助言を送った。

 ラストスピーチの最終に時計の針は午後9時を指し、13歳の林美澪が退場するひと幕も。「美澪、ごめん」と謝罪した須田は「最後までしゃべるのが苦手でした。暖かく見守って育ててくださって、本当にありがとうございました」とファンに感謝し、ステージを後にした。

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