井川遥が井川遥役 「癒やし系」じゃないジプシー・ジョー好き「白熱系」にネットも拍手

 女優の井川遥が25日にNHKで放送された「拾われた男」に、井川遥本人役で出演。全国民から“癒やし系”を求められた時代の苦悩と、プロレスラーのジプシー・ジョーが大好きだという振り切った演技にネットも「好感度爆上がり」などの声が上がった。

 「拾われた男」は俳優の松尾論のエッセイをドラマ化したもので、今年6月にNHKBSで放送され、10月からNHK総合で再放送されている。3話放送のこの日は、俳優を目指す松戸(仲野太賀)が、事務所の看板女優である井川遥の運転手をすることに。井川は当時、日本中から“癒やしの象徴”のように見られ、何を演じても癒やしを求められることに辟易としていた。

 そんなある日、松戸は井川のプライベートの買い物に付き合うことに。最後に女子プロレスに連れて行かれる。井川は大興奮でこぶしを振り上げ、絶叫。自分の座っていたパイプイスを振り上げる熱狂ぶりで、松戸も「白熱系やないですか」と大笑いする。

 井川は、祖母がジャイアント馬場のファンだった影響でプロレスを見るようになり「ジプシー・ジョーっていうレスラーが大好きになっちゃって」とプロレス好きになった経緯を嬉しそうに話し「私もあんな風に強くなりたいなって思ったの」と松戸に打ち明ける。

 松戸の部屋に友人たちが集まった時にも平気で一緒の部屋に行き、プロレスのレフェリーのマネをするなどして友人たちを驚かせることも。

 井川のはっちゃけぶりと、癒やし系と呼ばれる苦悩に、ネットも「井川遥の好感度爆上がりした!」「井川遥役の井川遥さんが素敵やった…」「井川遥さんの苦悩…癒し系って言われてもね」「井川遥さんが椅子持って暴れてて草」「20年前の自分を今の御本人が演じても違和感のない井川遥さん」などの声が上がっていた。

 ちなみにジプシー・ジョーとはプエルトリコ出身のレスラーで、流血も辞さないラフファイトが得意。イスでたたかれてもイスが曲がるという逸話が有名。16年に亡くなっている。

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