長野博「食への熱意を全てぶつけると周りが引いていく」

 元V6の俳優・長野博(50)の単独初主演ミュージカル「バイ・バイ・バーディー」が18日、KAAT神奈川芸術劇場で初日を迎え、開演前に取材に応じた。

 1960年代の米国を舞台に、エルヴィス・プレスリーの徴兵エピソードからヒントを得て作られたコメディー。長野は音楽会社を立ち上げマネジメントに携わる主人公・アルバートを演じているが「僕にとって社長といえばジャニーさん。でもジャニーさんとは違いますね」と恩師の名を口にした。

 劇中のストーリーにちなみ「周囲の人にあきれられてもやめられない趣味」について聞かれると、「食に関しては追い求めている。作るのも食べるのも食材も。でもその熱意を全てぶつけると周りが引いていく」と長野。グルメ分野の仕事も多いだけに、こだわりも人一倍だが「相手と話して『3割くらい出そうかな、5割くらい出しても大丈夫かな』と考えながら調整しています」と、苦笑いしながら明かしていた。

 そんな長野とのタッグに後輩の俳優・寺西拓人(27)は「ジャニーズ入る前にV6さんを見てたときの推しメンは、長野君でした。共演できてうれしいです」と笑顔。他に女優・霧矢大夢、俳優・松下優也(32)が出席した。

 同劇場で30日まで。11月5~7日に大阪・森ノ宮ピロティホール、同10日に東京・パルテノン多摩 大ホールで上演される。

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