「サンモニ」青木理氏、不測の事態「中国は望んでない」繰り返す 外交での解決望む

 ジャーナリストの青木理氏が16日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、日中関係について「中国は衝突は望んでない」と強調し、問題は外交で解決することを望んだ。

 16日から中国共産党大会が開催され、習近平主席の3期目に入るとみられている。青木氏は「冷戦期と圧倒的に違うのは中国と世界中の国々が経済的には完全に結びついてる」とし、中国自身も「紛争とか衝突は望んでないはずなんです」と推測した。

 一方で「このまま米中が対立を続けていくと、不測の事態が起きかねない。仮に台湾とかで何かあった場合は間違いなく日本は戦場になりかねないわけですよね」と危惧した。台湾を例に出し「不測の事態」の回避は日本にとっても「当事者問題に近い」と設定。日本国内での強硬意見に対しては「そういうことを言ってる場合ではなくて、本当に外交力を全力で駆使をしてそういうことが起きないように」とあくまで外交での問題解決を望んだ。

 さらに「今の時点でもおそらく中国はそんなことを望んでない」と強調。「外交力、対応をするなり、交渉の窓口を作るなりということが今一番求められてるんじゃないかなと思いますけどね」と持論を展開した。

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