長嶋一茂 人前で褒められたくない若者に驚き「オレ、どんな状況でも褒められたいよ」

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で14日、人前で褒められたくないという若者が増えていると報道し、コメンテーターの元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂は「オレはどこでも褒められたいよ」と首をひねった。

 番組では「(人前で褒められると)嫉妬とか反感を買ったりしそう」「褒められるのはうれしいけど、人前ではなく裏で個人的に褒めてほしい」「人前で褒められると“この人はできる人”みたいになってハードルが上がる。そうなると頑張らないといけなくなるからつらくなりそう」などという、街で取材した若者の声を伝えた。

 一茂は「横並び主義教育がちょっとまだ加速してんのかな」と不思議そうに話し「羽鳥くんさ、褒められてうれしいでしょ、どこでも」とキャスターの羽鳥慎一に確認。羽鳥が「そうですね。でも、あんまりみんなの前は確かに」と答えると、「オレ、どこでも褒められたいよ」ときっぱり。

 羽鳥が「でしょうね」と納得しながらうなずくと、一茂は「どんな状況でも。それは褒められることがないから。嫉妬とか反感買うところに人生の機微があるんですよ。敵を作るところに機微があるわけ、人生の」と力説。

 さらに羽鳥が「野球とかどうだったんですか?」と聞くと、「野球の時はたまにしか結果出してないんで、その時はちょっと褒められるわけですよ。でもほかは、あとずーっと叱咤、罵倒みたいなとこでしょ。でも一瞬の褒められるところで、それはみんなの前で褒めてもらった方がうれしいわけ。それはみんなの前で認められてるってこと。だから、どんな状況でも褒められたい。それがあれば苦しいことも我慢できた部分はあったけどね」とポジティブ思考を説明した。

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