SOPHIA「9年、待たせすぎた」 3347日ぶり武道館で復活唱「ただいまー!!」

 9年ぶりに復活したSOPHIAの(左から)黒柳能生、都啓一、松岡充、赤松芳朋、豊田和貴
 9年ぶりに復活したSOPHIAの(左から)黒柳能生、都啓一、松岡充、赤松芳朋、豊田和貴
 9年ぶりの復活ライブでファンを沸かせたSOPHIA
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 5人組ロックバンド・SOPHIAが11日、東京・日本武道館で、9年ぶりの復活ライブを行った。2013年8月12日に同会場でのツアーファイナルをもって活動休止。今年3月に再始動を発表していたが、1万2000人のファンと再会を果たして、ボーカル・松岡充(51)は「9年、待たせすぎた。人生いろんな展開があったでしょうが、それを経て集まれるのは幸せ」と感慨に浸った。

 バンドの象徴であるヒマワリの花が、客席で揺れる。休止前ラストライブで立った武道館に、3347日ぶりのカムバック。オープニングソング「大切なもの」の間奏で、松岡は「長い間みんなのこと待たせて、5人離れてたけど、歯を食いしばって生きてた。ここにいる全員そうだろ!?ただいまー!!」と力強く呼びかけ、歌詞の一部を「大切な場所」に変えて届けた。

 バンド休止中も松岡は、ギター・豊田和貴(51)とのユニット「MICHAEL」で音楽を続けた。ミュージカル俳優としても確固たる地位を築き、「手前みそですが…歌がうまくなった」とニヤリ。一方で芸能活動から遠ざかっていたベースの黒柳能生(50)は、「9年間、一般人だったので、ほとんど素人。リハビリから」とブランクを打ち明けた。

 再集結の経緯について、松岡は「コロナが大きくて。アーティストも俳優もステージがあってこそ。待ってたらアカンと動いたら、みんな賛同してくれた」と改めて説明。ドラムス・赤松芳朋(48)は「この光景、ずっと夢見てた」と胸を高鳴らせた。9年間の新発見として、キーボード・都啓一(50)は千鳥のノブ似を指摘され、「誰が、大ロン毛や!!」と切り返した。

 「街」「黒いブーツ~oh my friend~」など21曲をたたみかけ、来年1月8日の大阪城ホール公演も発表した。若さを保つルックスでも平均年齢は50歳。都はかつて血液のがん「ろ胞性リンパ腫」を克服していることもあり、松岡は今後のバンドの方針を「体をケアして、あまり気張らないで、無理をしない」と掲げていた。

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