綾小路きみまろ CDデビュー20周年「お客さんの笑いが宝物」 コンプライアンス問題の苦悩も吐露「やりにくい」

 CDデビュー20周年記念セレモニーを行った綾小路きみまろ=都内
 CDデビュー20周年記念セレモニーを行った綾小路きみまろ=都内
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 漫談家の綾小路きみまろ(71)が30日、都内で、CDデビュー20周年記念セレモニーを行った。

 きみまろは、2002年の同日に「爆笑スーパーライブ第1集~中高年に愛をこめて~」でCDデビュー。翌年に第17回日本ゴールドディスク大賞で「企画・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなどし、潜伏期間30年という苦節を経てブレークを果たした。

 風刺の効いた毒舌芸が売りだが、昨今はコンプライアンスの問題に加え、コロナ禍も相まったことで仕事が減少。きみまろは「私たちにしてみればやりにくい感じ」と苦悩を打ち明けつつも、「お客さんの笑いが宝物になる。自分が考えたネタで笑ってくれるお客さまがいるという幸せに私は生かされています。漫談では最長老、絶滅危惧種。最後の生き残りという心構えで、やれる所までやりたい」と力を込めた。

 現在は、移住先の山梨県・河口湖で妻と2人暮らし。農業を営んでいる250坪の畑で取れた野菜中心の食生活を行っているといい、「健康には、やっぱり食事。毎日、朝昼晩3食の管理を妻がしてくれたことで、私の今の体を支えてくれている」と健康の秘訣(ひけつ)を明かした。

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