滝沢副社長「デジタルで一気に届ける」トラジャ ジャニーズ事務所初配信シングルデビュー
米国留学中のジャニーズJr.の7人組ユニット・Travis Japanが、10月28日に全世界メジャーデビューすることが決定し、このほど、ジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(40)とデイリースポーツなどの取材に応じた。ロサンゼルスで28日昼(日本時間29日未明)、米大手レコードレーベル「キャピトル・レコーズ」と調印式を行い、契約を締結。ジャニーズ史上初の世界デビューを果たす7人は「グラミー賞を目指す」とでっかい野望をぶち上げた。
米国の7人をリモートでつないで、滝沢氏は都内で取材に応じた。渡米中のメンバーとは時差の合間を縫って悩みを聞き、5月には現地を訪れ激励。今回の世界デビュー決定は、滝沢氏が動画を制作してメンバーにサプライズ報告したという。
ジャニーズではCDリリースを「デビュー」と捉えてきた。過去には02年のタッキー&翼のアルバムデビューや15年のA.B.C-ZのDVDデビューがあるが、配信シングルでのデビューは初。
その意義について「デジタルで一気に届けることができるというのは、ある意味、目立たなければ埋もれてしまう。逆を言うと、当たればものすごい広がりを見せる。大変なことだけどビッグチャンスでもある」と説明。「時間はかかるかもしれないですが、彼らは必ず自分たちの時代を築いてくれる」と期待を込めた。
デビュー楽曲は9月にレコーディングを開始。歌詞は英語で「今までのジャニーズのイメージでは全然ない。アメリカンサウンドです」と明かした。当面は米国を拠点にするが「国内でのデビューコンサートも考えていきたい」と今後の展望も見据えた。