「鎌倉殿」なぜ?後鳥羽上皇に鎌倉の動き筒抜け 誰かが内通か 美貌の将軍正室・千世スパイ説も

 北条館・庭にて。「父上(時政)を助けてあげて」と頼む政子と、拒む義時=NHK「鎌倉殿の13人」第38回から
 実朝が微妙な態度を示すも、凜とした雰囲気を漂わせる御台所 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ツイッター@nhk_kamakura13から
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 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は25日に第37回「オンベレブンビンバ」が放送された。執権北条時政(坂東彌十郎)と妻りく(宮沢りえ)の横暴が御家人たちの大反発を招き、北条義時(小栗旬)と姉政子(小池栄子)が父に退陣を要求。北条家が分裂危機を迎える中で、毎回、京で遊び事に戯れていると思われた後鳥羽上皇(尾上松也)に不可解な言動が出た。

 これまで北条娘婿の平賀朝雅(山中崇)からの報告を頼りにしているとみられたが、今回は似絵描きで戯れながら、後鳥羽院が「ああ聞いたぞ、北条は北条で、時政と娘の政子がやりあっているそうではないか」と、平賀が奏上していない情報をつかんでおり、平賀が顔をこわばらせた。

 さりげない描写ではあったが、承久の乱に向けた伏線なのか、ネット上は「後鳥羽上皇の耳が早い」「後鳥羽情報早くね?!」「上皇は情報掴みすぎ。筒抜けだ」「上皇、鎌倉の情報普通に知ってて怖い」と反応している。

 「鎌倉の詳細の情報源はどこから?」「平賀以外にも鎌倉情報を手に入れる諜報網を持ってるのかな?」「鎌倉の誰が繋がってるんだ」「上皇様の情報源誰なんだろ」「上皇様、この京都悪巧みメンバー以外に絶対情報源あるよな…」と、謎の情報源に注目する投稿も相次いでいる。

 妥当な人物としては、後鳥羽院が鎌倉に送り、将軍実朝(柿澤勇人)の指導役になっている源仲章(生田斗真)がいるが、いったん京に戻ったとの描写もあった。

 ネット上では「情報源は千世なのかな?」「御台所がスパイ」「上皇様の情報源が千世様説」と、後鳥羽院の従妹で、実朝の正室として鎌倉に下った千世(加藤小夏)にも疑惑の目が向くなど、注目が集まっている。

 【第38回「時を継ぐ者」】

 激しさを増す北条親子による主導権争い。

北条時政(坂東彌十郎)とりく(宮沢りえ)は、三浦義村(山本耕史)に命じて源実朝(柿澤勇人)を屋敷へと連れ込み、鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅(山中崇)へ譲るように迫る。対する義時(小栗旬)は、泰時(坂口健太郎)、時房(瀬戸康史)、八田知家(市原隼人)らを引き連れ、時政の屋敷を包囲。攻め込む機会を慎重に見定めていた。張り詰めた空気が鎌倉を覆う中、政子(小池栄子)は…。

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