コレステロールタクヤさん死去 糖尿病で昨年3月に左足切断、闘病続けた名物ママ
新宿二丁目のゲイバー「コレステロール」の名物ママで、テレビにも出演していた、コレステロールタクヤさんが16日に亡くなった。公式ブログで26日、公表された。
ブログでは「かねてより病気療養中でありました コレステロール店主拓也が2022年9月16日に他界致しました。本来ならすぐにお知らせすべきところでございましたが 急な事でご通知が遅れました事を深くお詫び申し上げます」などと報告された。
新宿店はタクヤ(拓也)さんの遺志で、副店長のナオミさんが引き継ぎ、昨年8月にオープンしたばかりの名古屋店は閉店することが決まった。
タクヤさんはCS番組や、「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)に出演したことも。
入退院を繰り返していたタクヤさんは18年3月、糖尿病を公表。一時は「血糖値が560くらい」あったことを明かした。その後も、SNSで赤裸々に自身の病について発信を続けた。
昨年3月には糖尿病で左足の膝から下を切断。同2月28日のブログで入院を報告した際には「正直病名はまだ書きたくありませんすいません 現実を受け止められず日々真っ暗な気持ちで過ごしてます。この先の人生が全く見えません」と投稿。同3月1日には「今日左足の膝から下を切断しました」と報告し、「この先の事が考えられません。まだ自分の足見てません 見れません 悲しい 寂しい 辛い」と記述。多数の激励メッセージが寄せられていた。
リハビリを続け、義足も装着し、昨年7月に退院したが、今年3月に再び入院。ブログで「のどに穴開けるおべべ」と報告し、3月中旬に手術を受けていた。6月にはインスタグラムに「海」と記し、海をバックに撮影した写真も投稿していた。
