金子恵美氏、安倍元首相国葬は岸田首相の「目論みが外れた」感情の先走り指摘

 元衆院議員の金子恵美氏が6日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演し、安倍晋三元首相の国葬について、岸田首相の「目論みが違ってきた」と解説した。

 安倍氏の国葬は当初2億5000万円ほどの費用がかかると伝えられていたが、この日16億6000万円ほどかかると大幅に上方修正された。金子氏は「追加で出てくるとどんどん印象が悪くなってしまう」と解説。「(詳細を)詰めずに突っ走っちゃったっていう感がありますよね」と苦笑いした。

 MCのフリーアナウンサー・石井亮次が「今から『自民党葬』にできないの?」と振ったが、金子氏は「今からは難しい。ひっくり返せない。総理が決断したということでありますから」と断言した。

 「岸田総理の最初の印象としては暴力との戦いというか、屈しないという。不慮の死であったというところの感情が動いたんだろうなという風に思います」と岸田氏の心境を推測。続けて「これだけ統一教会の問題が出てきたっていうのが、目論みがちょっと違ってきたっていう感じはあると思います」と“読み違い”を指摘した。

 石井アナは、安倍氏が銃撃により死去したのが7月8日、6日後の14日には、岸田首相が安倍氏を国葬とする理由を説明し、22日には閣議決定したと説明。スピード感があり「岸田総理の頭の中には『絶対支持を得られるぞ』っていうのがあったと思う」と当時の心境を推測した。しかし、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が噴出したことで状況は一変。「今『あれ、違うな』っていう人は多い」とし、世論の声を「聞く」ことを求めた。

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