お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘が２４日、ＴＢＳ系「水曜日のダウンタウン」でのドッキリで「罰ゲーム安全取扱者免許証」を取得後、ＮＨＫ総合の「笑わない数学」でフェルマーの最終定理に挑戦。この振れ幅の大きさにネットも戸惑いの声が広がった。

　尾形は「水ダウ」では、芸人が今後罰ゲームを受ける際には講習を受ける必要がある…というドッキリのターゲットとなり、実際に講習を受講。体を張った芸が持ち味の尾形だけに、是が非でもこの免許証は必要とあって、タライ落としも平然とこなし、わさび、アツアツおでん、ビリビリいすも、必死に平然を装い、無事に免許証を取得した。

　もちろん免許など必要なく、すべてドッキリ。水ダウだと分かった尾形は舌打ちするも、スタッフからは「皆さんのおかげで飯が食えています」と感謝され、ドッキリの怒りも何処吹く風で「頑張ります！使って下さい！何でもやります！」とアピールしていた。

　水ダウ終了後の午後１１時０５分からは、尾形はＮＨＫ「笑わない数学」で、超難問のフェルマーの最終定理の説明を行っていた。タイトル通り、尾形は一切笑わず、一切体を張らず、とにかく言葉だけでフェルマーの最終定理が歩んできた歴史などを紹介。このフェルマーの最終定理は、証明したと書き記されるも、その証明が見つからなかったことから長らく数学界最大のミステリーと呼ばれていたという。

　そのため尾形はラストに「ぼくも皆さんを絶対に笑わせられる一発ギャグを思いついたんですけど、それを披露する時間が…」といい、スタッフから「はい、オッケーです」と打ち切られ、絶対笑わせられるギャグは謎のまま終わった。

　「水ダウ」からの「笑わない数学」という振り幅に、ネットも「水ダウの後に笑わない数学なの尾形さん大活躍デーだ」「水ダウのあとの笑わない数学のパンサー尾形さん見てると不思議な気持ちになる」「水ダウの罰ゲーム免許とった尾形さん→フェルマーの最終定理を語る尾形さん」「ロンハー見て、水ダウ見て、笑わない数学見ると、パンサー尾形の性質を解く数式が欲しくなります」などの声が上がっていた。