赤井英和 プロボクサー時代のファイトスタイルに感慨「ファンになりました」

 元プロボクサーで俳優の赤井英和(63)が24日、都内でドキュメンタリー映画「AKAI」(9月9日公開)の完成披露舞台あいさつを、監督を務めた長男でプロボクサーの赤井英五郎(27)と行った。

 プロデビューから12連続KOの日本記録(当時)を打ち立て、「浪速のロッキー」として日本中を熱狂させた英和の選手時代の栄光と葛藤を描く今作。英和は、当時のファイトスタイルを「攻撃は最大の防御。むちゃくちゃアグレッシブな唯一無二のスタイル」と回顧しつつ、完成した今作について「感無量ですね。赤井英和ファンになりました。ありがとう!」と英五郎“監督”へ感謝を示した。

 英五郎は、映像使用権の取得など、完成までに多くの課題があったことを告白。諦めかけた時もあったというが、祖父の他界を受け「絶対形にしないといけない」と決意し、ようやく完成へとこぎ着け「思い、心のパワーは時空を超えて伝わる。当時の(英和の)パワーが詰まっています」と感慨をにじませた。

 イベントには、ガッツ石松(73)ら多くのアスリートが客席に駆けつけた。

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