自民党の萩生田光一政調会長の資金管理団体「はぎうだ光一後援会」が2012年と14年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体に会費を支出していたことが17日、分かった。萩生田氏が代表を務める自民党東京都第24選挙区支部も15、17両年に同様の名目で支払い、いずれも3月で計6万円を支出していた。萩生田氏は、死去した安倍晋三元首相の最側近だった。
政治資金収支報告書によると、同後援会は12年3月5日と14年3月13日に教団の関連団体「世界平和女性連合」に、第24選挙区支部は15年3月23日、17年3月22日に1万5千円を支出していた。