１５日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ちむどんどん」では、暢子（黒島結菜）と和彦（宮沢氷魚）の新婚生活がスタート。強硬に結婚に反対していた和彦の母・重子（鈴木保奈美）との関係も驚くほど良くなったが、ドラマ終盤で暢子の兄・賢秀（竜星涼）がもうけ話でだまされ続けてきた我那覇（田久保宗稔）に再会してしまい、またもや…。ネットでは青柳家の財産を心配する声まで出た。

　この日の「ちむどんどん」では、独立して沖縄料理の店を開くことを決めた暢子に資金援助しようと馬券を買って外した賢秀が、道で我那覇とぶつかる。以前、怪しげな健康食品を一緒に売り、会社を大きくしたいからと賢秀に大金を出させ、突然姿をくらました我那覇に殴りかかろうとするが、「あの時は申し訳なかった。急な身内の不幸で」と涙を流して土下座されて話を聞く。

　我那覇に「どうだ、オレともう一度、新しいビジネスにチャレンジしてみないか」と言われ、「我那覇さん、いくらなんでもこれ以上カモになる気は」とあしらった賢秀だったが、「今度こそ、今度こそだ。時代の最先端を行くビジネス。才能さえあれば、あっという間に金が５倍、１０倍だ」という言葉に「５倍？１０倍？」と、少し食い付く。

　続けて「当てようぜ、２人で人生の万馬券。間違いなく、オレたち２人がビッグになる道を知っている」と調子のいいことを言われ、肩を抱かれてその気になりそうになり、何度も首を振る賢秀だったが、三たび取り込まれそうなのは明らか。

　ネットでは「嫌な予感」「何回騙されたら気が済むん？」などと、イライラする声が多かったが、今度は別の心配も。「ニーニーにはしーちゃんという財布があることを我那覇に言ってはいけない」「我那覇がしーちゃんの存在を知ったら…ガンガンきそう」と、暢子の結婚相手・和彦（宮沢氷魚）の母で、暢子に自身を「しーちゃん」と呼ぶようかわいく迫る重子（鈴木保奈美）が資産家であることから青柳家の財産を心配する声も出ている。