堂本剛 思いが詰まった東京ドーム「気付けばすごく大切な場所に」【一問一答】
KinKi Kidsの堂本光一(43)と堂本剛(43)が7日、思いが詰まった東京ドームで、デビュー25周年記念イベント「24451~君と僕の声~」を開催した。20周年ではかなわなかった2人そろってのステージ。2人は出会った奇跡をかみしめ、25年分の愛と感謝を歌声と共に届けた。以下、堂本剛と一問一答。
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-25周年を迎えて。
「今は声を出すことができないので、皆さんの言葉にできない思いを色々な場所を通して伝えてもらっているので本当に幸せいっぱいな時間です。改めて『たくさんの方の愛に包まれて、自分たちがあるんだな』という事をより深く理解して過ごさせてもらっている」
-東京ドームでの通算公演回数は62回。どのような場所か。
「亡きジャニーさんや色々な思いが浮かぶ場所。一番最初に東京ドームのステージに立たせてもらった時、こんなに長くライブをさせてもらえる人生だと思っていなかった。僕たちが願ってもそうならないですから『色々な方々の思いがこの記録につながっている』と感じる。僕たちの様々なエンターテインメントを披露させてもらった場所で、新たな挑戦や違うステージに向かっていくための勇気をもらった場所。気付けばすごく大切な場所になっている」
-20周年は(突発性難聴を発症し)ステージに立てず。2人で立つ25周年に思う事は。
「今回はバラードをピアノ一本で歌うというシンプルな構造だったので、皆さんの言葉にならない“何か”がものすごく飛んでくる。ダイレクトに伝わってくるから、泣くのを必死にこらえながら歌う事になってしまう。20周年のつらかった気持ちもステージにつながっていると思うし、より素直にそして力強くステージに立っている印象はあります」
-今後については?
「特に何も考えていない。時代はもっと変わっていくから、順応しつつ、自分たちの色は見失わないでいたいなという素朴な感じ」
◆堂本剛(どうもと・つよし)1979年4月10日生まれ。奈良県奈良市出身。抜群の歌唱力を誇り、作詞や作曲をはじめ、書道などアーティスティックな才能の持ち主で知られる。故郷・奈良をはじめ平安神宮などで開催するソロコンサートは恒例に。日本テレビ系ドラマ「金田一少年の事件簿」の初代金田一。AB型。メンバーカラーは青。