映画「ONE PIECE-」連載25周年の節目 ルフィ役・田中真弓「感動もひとしお」

 舞台あいさつを行った(左から)池田秀一、名塚佳織、田中真弓、谷口悟朗監督
 娘役だった名塚佳織に花束を渡す池田秀一と、温かく見守る田中真弓
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 全世界累計発行部数が5億1000万部を突破した世界的人気コミックの、3年ぶりの劇場版となるアニメ映画「ONE PIECE FILM RED」が6日、初日を迎え、主人公ルフィ役の声優・田中真弓(67)らが都内で舞台あいさつを行った。

 原作の連載開始から25周年の節目に幕を開けた映画「RED」。初日舞台あいさつでは、田中が「25年前、ここまで続くと誰が思っていたでしょう。尾田っちも思ってなかったんじゃないかな」と感慨に浸った。

 1999年スタートのテレビアニメは、水曜夜の放送枠で始まり日曜夜、同朝と引っ越しを繰り返してきた。浮き沈みを知るからこそ「結構、危ない時もあったんですよ、皆さん。水曜日から日曜日に引っ越して、また朝に。感動もひとしおです」と、満員の客席に笑みを浮かべた。

 終盤にはシャンクス役の池田秀一が、ウタ役の名塚佳織にサプライズで花束をプレゼント。名塚が号泣すると、池田も「シャンクスからコメントを預かっています。ウタ…お前はやっぱり最高の娘だ」と感極まっていた。

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