福田こうへい 3年ぶり「さんさ踊り」参加「コロナ退治を早くして」

 演歌歌手の福田こうへい(45)が4日、盛岡市内で行われた「さんさ踊り」に、約150人の有志による「チームこうへい」を率いて参加した。世界一の和太鼓の数の祭りとしてギネス認定されている祭りだが、過去2年はコロナ禍で中止に。3年ぶりの参加となった福田は、コロナ退散!とばかりに全長10メートル、幅2メートルの花車に乗り込み、バチを振った。

 「チームこうへい」の規模は、前回の250人から縮小。依然として猛威を振るうコロナ渦での開催だが「死ぬ一歩手前まで頑張ります」と屈するつもりは毛頭ない。祭りは鬼退治を喜んだ人々が「さんさ、さんさ」と踊ったことが由来の一つとされており「鬼退治、コロナ退治を早くして、(規模を)250人に」と前を向いた。

 同郷の後輩の活躍も刺激になっている。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(28)は、104年ぶりの10勝&2桁本塁打が目前。この日の登板での達成はならなかったが「いい記録を待ちたい」と福田。「大谷さんには世界を代表して頑張ってもらい、自分は文化を通して日本を元気にしていければ」とし「野球界はショウヘイ、演歌界はこうへい」と韻を踏み、共闘を誓った。

 今年が演歌デビュー10周年。「1年目の初心を忘れないで」とかみしめつつ「願わくは紅白(歌合戦)に出たい。たすきも紅白にしてきました」と5年ぶり出場への思いも口にした。11月には大阪・新歌舞伎座での座長公演も控える。沿道の地元の人々からの声援を3年ぶりに受け、決意を新たにした。

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