３日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ちむどんどん」では、フォンターナの料理長・二ツ橋（高嶋政伸）が店内で騒動を起こしたヤクザともめ事を起こしてしまい、退職を願い出るシーンが描かれた。これにネットでは高嶋の代表作「ＨＯＴＥＬ」を重ね「事件です」の声が上がった。

　この日の「ちむどんどん」では、フォンターナに対するヤクザの嫌がらせがエスカレート。ついに店内でヤクザ２人が「こんなひどい店に二度と連れてくるな」「この店はカスです」などと小芝居を展開し、二ツ橋がそのケンカを止めに入る。

　だがこれまでの嫌がらせに頭を悩ませていた二ツ橋は突っかかってきたヤクザを突き飛ばしてしまう。ヤクザはたいしたケガでもないのに、「骨が折れた」などと騒ぎだし、膨大な慰謝料請求、告訴をちらつかせる。

　その夜、二ツ橋は「私をクビにしてください」「金を要求されるにせよ、告訴されるにせよ、私さえ解雇すれば私個人の問題になるはずです」と退職を願い出る。オーナーの房子（原田美枝子）は退職を認めないとしたが、二ツ橋の意思は固そうだ。

　レストランでのトラブルに困惑する二ツ橋の姿に、ネットでは高嶋の代表作の一つ「ＨＯＴＥＬ」での赤川一平を重ねる声も。熱血ホテルマンの赤川の「姉さん、事件です」ではドラマの代名詞ともなったが、今回もまさに「事件です」。しかも偶然にも、暢子（黒島結菜）の姉・良子（川口春奈）が暢子に電話をかけ、フォンターナのピンチを知ってしまうシーンも描かれていた。

　ネットでは「ねーねー事件さー　二ツ橋さんが…」「二ツ橋さん、ホテルの頃から見てしました」「二ツ橋さんが姉さん事件ですって言いそうな顔してた」などの声が上がっていた。果たして二ツ橋は本当に辞めてしまうのか…。