ハワイ在住8年の梨花 ワールドワイド教育法 10歳長男はレアルのジュニアキャンプ参加

 インタビューに応じた梨花
 インタビューに応じた梨花
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 モデルの梨花(49)が22日、都内でデイリースポーツなどの取材に応じ、この日発売され、即重版となった7年ぶりの著書「わたしのユリイカ」「What I′m doing 私がしていること73こ」の2冊につづっている子育て論を明かした。子供のためハワイに拠点を移して8年。世界の多様性を体感させるべく各国を巡り、コロナ禍が落ち着いて以降の“旅育”も視野に、ワールドワイドな教育法で長男(10)を導いている。

 「わたしがしていること73こ」の中でお勧めの1つを挙げるならと聞かれた梨花は66ページの言葉を選び「『よく笑いよくしゃべる』かな」と笑った。コロナ禍の中、久しぶりのメディア対応となったが、機転の利いたコメントと屈託のない笑顔はそのまま。呼吸法を学んできた経験から「しゃべってる時は呼吸が整ってるんです。ちゃんと勉強してるんですよ!」とバラエティーさながらに場を温めた。

 長男が3歳の時、当初は2カ月だけの予定でハワイを訪れ、気付けば在住8年。「計画性がなくって」と自虐するが、いろんな国の文化を経験させることを子育ての根底に据えている。

 これまで長男はサマースクールで米ロサンゼルスや英ロンドンでの生活を送り、カンボジアやケニアを訪れて現地の子供たちと交流。ハワイに永住するつもりはなく「どこの国っぽいとか価値観が“固まってない”でほしいんです。サマースクールとか“旅育”も挟んでいろんな国に行きたい。生まれは日本ですけど、ハワイで育って、どこどこに何年いて、え~と、最後はどこだっけ?例えばですけど、そういう感じになれば、どこどこっぽいはないじゃないですか?」と世界を巡りながら感性が彩り豊かになってほしいと願う。

 長男は東京五輪をきっかけにサッカーに目覚め、地元のチームで主にMFとして活動。現在はトライアウトとは別枠でスペインの名門レアル・マドリードのジュニアキャンプに参加しているという。世界最高峰だけに「“第2の久保建英”とかそんなのは全然全然。周りの子のレベルが高くて、かなりつらいみたい。でも、もともと異文化交流をして、経験になればと思っていたので」と温かい目で見守っている。

 最近、占いで「長男には15歳の時、転機が訪れる。そのタイミングで彼に対してドライになれればうまくいく」と鑑定されたという。運命の4年後に向け「子離れの準備を始めて、自分の人生のことも少しずつ準備していこうかなと思っています」。モデル・梨花と母親の顔を同時ににじませた。

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