羽生の会見 NHKはサブチャンで異例の生中継 テレビ各局対応
フィギュアスケート男子で2014年ソチ五輪、18年平昌五輪2連覇の羽生結弦(27)=ANA=が19日、都内で会見し、「これからはプロのアスリートとして続けていくことを決めました。羽生結弦の理想を求めながら、頑張っていきます」と競技の第一線から退くことを表明した。今後はプロスケーターとして活動していく。
数々の伝説を残した羽生の会見は前日に行われることが発表され、大きな注目を集めた。テレビ局では日本テレビ系、テレビ朝日系、TBS系列が夕方のニュースで会見を生中継した。
さらにNHKでは相撲中継の合間のニュースを伝えた後、アナウンサーが「この後、17時から羽生選手の会見が行われます」と切り出し、サブチャンネルで放送することも伝えた。さらに、視聴者が混乱しないよう「サブチャンネルはチャンネル選局の上ボタンを押せば見られます」と丁寧に説明した。
いちアスリートの会見をNHKがサブチャンネルで生放送するのは異例。33分が経過したところで会見からスタジオに切り替え、会見のポイントなどを解説した。あらためて、羽生が“別格”の存在であることを印象づけた。